■「ひまわり8号」精密幾何補正済グリッドデータの特⻑
• 平成27年7⽉に正式運⽤された「ひまわり8号」は空間解像度,観測バンド数も5から16,観測頻
度も1時間から10分(全球モード:FD) へ⼤幅な機能強化を果たしています.
• 気象庁から送られるひまわり標準データ (HS) は球形 (FD)であり,他の環境データと合わせて解析
するには使い難く,緯度経度直⾏座標系(グリッドデータ)への変換(精密幾何補正)が必要です.
• 我々は,並列計算に特化した精密幾何補正処理システムを開発し,全てのバンドデータを最短で40
秒で処理可能となりました(40CPU, 256GBメモリ搭載サーバ上で処理).この超⾼速処理により,気
象庁からのひまわりデータをほぼ遅延無しでグリッドデータへの変換,および即時公開が可能です.
• グリッドデータ仕様はリリースノート (http://www.cr.chiba-u.jp/databases/GEO/H8_9/FD/) をご
確認下さい