はじめに
環境リモートセンシング研究センター(CEReS)は、平成7年(1995年)4月に映像隔測研究センターの廃止・転換によって全国共同利用センターとして発足し、従来の学問的枠組みにとらわれず、衛星を利用したリモートセンシングに関する統合的な研究を行う機関としての活動を開始しました。工学部、理学部、園芸学部を母体とした発足当時の専任教員は15名でした。その中心的なミッションは、衛星データアーカイブの確立とその利用、リモートセンシングに関わる基盤的な研究等であり、国内外の研究者に対してリモートセンシングの立場からの支援を行うとともに、大学附置の研究センターとしてリモートセンシング技術を利用した地球環境に関わる研究を部門制により実施しました。