12月23日(水)の午前10時より、令和2年度のリモセンコースの修士研究中間発表会を開催しました。今年度の修士中間発表会は、11月の卒研中間発表会に引き続き、Microsoft Teamsの「ALL CEReS」のチャンネル上での2回目のオンライン開催となりました。対象となる学生は令和2年4月入学の修士一年生と令和元年10月入学の修士二年生で、近藤・楊研2名、ヨサファット研1名、市井研3名、樋口研2名、本郷研2名、入江研4名、齋藤研3名の合計17名でした。
一人あたり20分程度(15分発表、5分質疑)の発表で、概ねどの学生もしっかり準備をして発表に臨んでいたように思います。例年のオンサイト開催よりも会場(例年は共同棟102講義室)の定員の制限がないため、比較的多くの学生が他研究室・他学生の発表もきちんと聴いてくれていたように思います。
Teams上でのオンライン開催ということで、発表者に対して質疑応答の5分間で収まらなかった追加の質問やコメントをチャット上ですることができ、またその質問・コメントに対して発表者がどのように答えるかも含めて、やり取りのすべてが参加者にオープンになるため、発表者以外の学生にとっても大変勉強かつ刺激になったと思います。近藤コース長から今回発表した全学生に対して「『こうなっています』というのは「報告」、『なぜそうなったか』を説明するのが「研究」、それが診断型地球環境研究の神髄です。「なぜ」に挑戦しましょう」というコメントがありました。修士課程では各自のテーマについて「研究」を行うことが求められますので、今回の発表会で自分の発表は「報告」だったかも知れないと思った学生は、あと半年~一年で「研究」まで昇華するように頑張ってもらいたいと思います。
CEReS教員・研究員による評価に基づき、令和2年度の「CEReS学生優秀発表賞」を近藤・楊研究室の李夢禹君に授与することが決まりました。おめでとうございます。
(CEReS教育委員会委員長:齋藤尚子)
氏名 | 修士論文(仮)タイトル | 研究室 |
張 鼎坤 | MIROC4-ACTMモデルを用いたインド上空のメタン高度分布の特徴解析 | 齋藤 |
宮島 宏 | MOPITTによるNICAM-TMモデルのCO濃度計算の評価研究 | 齋藤 |
関 英人 | GOSAT/TANSO-FTSによる中・上部対流圏のオゾン濃度観測可能性の評価 | 齋藤 |
田口琢斗 | 中国における森林被覆変化のモニタリング | 市井 |
王 達 | 衛星リモートセンシングを用いた過去20年間のユーラシアの植生変動解析 | 市井 |
Li Jiawei | Development of a Terrestrial Carbon Cycle Product for GCOM-C SGLI | 市井 |
鈴木遼太郎 | アフリカサヘル地域における土壌水・地中水変動に対する植生応答 | 樋口 |
大槻真由 | 我が国における降水量標高依存性の地域性低減のための要素分離の試み | 樋口 |
宮崎嵩大 | セラミックスと高融点金属を用いた極高温円偏波マイクロストリップアンテナの開発 | ヨサファット |
王 雪琛 | エジプト、ニューバレー県のダハラ・オアシスにおける土地利用・土地被覆変化とその要因分析 | 近藤・楊 |
李 夢禹 | Sentinel-2を用いたGoogle Earth Engineによる水稲の作付面積の変動のモニタリング | 近藤・楊 |
渋谷祐人 | インドネシアにおける多時期Sentinel-2データを用いた水稲病害の被害評価 | 本郷 |
東海林典正 | 衛星データを用いた干ばつ害による水稲収量への被害把握(仮題) | 本郷 |
戴 亜杰 | Factors affecting the ratio of photosynthetically active radiation to global Irradiance in Chiba | 入江 |
齊藤 輝 | 4方位角MAXDOASによる水平分布観測を利用したTROPOMI対流圏NO₂カラム濃度データの検証 | 入江 |
小林大祥 | k-mean法による地上観測データを用いたエアロゾル種モデルの作成 | 入江 |
西脇郁弥 | 長光路分光計測によるエアロゾル消散係数の連続計測 | 入江 |