平成10年1月21日~23日:千葉大学けやき会館にて
講演は次の8セッションで54件(内4件取り消し)の発表がありました。(1)大気の光学的性質、(2)陸上と海上:のエアロゾルのリモートセンシング、(3)衛星データの環境への応用、(4)陸上および海上での大気補正、(5)物理モデルおよび統計モデルのアルゴリズム、(6)インドネシア山林火災の リモートセンシング、(7)地上ベースおよび航空機からのモニタリング、(8)ライダーから導出した 光学的厚さの精度。これらのうち、特に(6)は時事問題としても大きく取り上げられたテーマに関するセッションであり、また、(8)は環境リモートセンシング研究センターにも大型設備として導入されたライ ダーによる大気データに関するワークショップです。
シンポジウムには、アメリカ、イギリス、ドイツ、 ロシア、フィリピン、タイ、インドネシア、中国、香港、韓国などからの18人の外国人の参加があり、そ のほか、学外から45人、学内から29人と、都合90人余りの出席がありました。衛星データの精密解析に不 可欠の大気補正およびこれに関述する分野で熱心な発表・討論が行われ、今後この分野の発展に向けて有益な研究集会となりました。
Proceedings-CEReS-IntlSympo4