年報:2008年度(平成20年度)

はじめに
環境リモートセンシング研究センター(CEReS)では、衛星データから必要な情報を抽出するリモートセンシング研究および衛星データを用いた環境研究を実施してきました。これらの広範な研究分野の中で、センサ開発、情報抽出、環境変動評価の分野において主要な研究成果を上げてきております。とくに、平成16 年に国立大学法人化してから、プロジェクト研究として、
(1)「衛星データによる地球表層環境変動の実態把握とその要因解析」、
(2 )「衛星データによるユーラシア大陸の植生3 次元構造の変遷を中心とする表層・植生・土地被覆変
動の研究とデータ解析・処理手法・検証データ観測手法の研究」、
(3)「衛星データと地上観測ネットワークによる放射収支の評価と大気パラメータの長期変動」、
(4 )「地域社会に役立つリモートセンシングの実現―多様な空間情報のシナジーによる社会盤情報の発
信―」、
(5 )「未来を切りひらく新しいリモートセンシングの展開」―円偏波合成開口レーダ搭載小型衛星の開
発―
の主要な五つの課題で、本年度も活発な共同研究を通じて成果を挙げてきました。

nempo2008-H20-Vol14

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