南アジアの地上観測データが南アジアのメタン 収支推定の高度化に与えるインパクトを評価しました ~メタン収支推定の不確かさが最大で40%低減~ (Belikov研究員・齋藤准教授)

千葉大学環境リモートセンシング研究センター、海洋研究開発機構、国立環境研究所、およびインドとバングラデシュの共同研究者で構成される研究グループ(統括:Dmitry Belikov特任研究員)は、インドのナイニタール(NTL)とバングラデシュのコミラ(CLA)の地上観測データを新たに用いて、逆解析手法によるメタンの収支推定を行いました。
NTLとCLAの観測データを用いることにより、メタンのフラックス推定の不確かさが最大40%削減されること、メタンの年間総排出量に加えてフラックスの季節サイクルも修正されることがわかりました。
本研究の成果は2024年6月27日にProgress in Earth and PlanetaryScienceよりオンライン出版され、7月29日に日本語Abstractが公開されました。

CEReSNewsrelease20240801_Belikov-Saitoh-Patra_PEPS2024

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