能登半島地震における隆起について(ヨサファット教授)

SARでの解析情報第一報

SAR衛星(ALOS-2)のデータで解析いたしました。
この解析では2023年6月6日(地震発生前)と2024年1月2日(発生後)のデータを使用して、
微分干渉合成開口レーダ(DInSAR)という手法で解析いたしました。
この解析結果からわかるように、能登半島北部は輪島市から西部珠洲市に
広範囲の隆起が発生して、最大隆起値は1.113 mで西部輪島市に発生しました。
また、能登島、七尾市、中能登市、志賀市に広範囲の地盤沈下(マイナス値で表す)が
発生し、最大沈下値は約39㎝でした。念のため、下記の国土地理院のGPS観測結果と検証して、
観測範囲は違うが、ほぼ一致したと思います。
NotoEQ-20240101-Displacement-Chiba-University
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