気象衛星ひまわり8号で植物の季節変化を捉える -C02排出削減目標の達成支援に期待-(市井和仁教授)

ハワイ大学・海洋研究開発機構・千葉大学・愛知県立大学の国際共同研究チームは、次世代型の気象衛星ひまわり8号の観測データを用いて、日本の植物が季節によってどう変化するのか上空からのモニタリングを行いました。その結果、葉が開く展葉時期や葉が落ちる落葉時期などの季節変化を約4日という短い間隔で頻繁に捉えることに成功しました。気象衛星の利用により広域の植生モニタリングを強化できることが実証されたことで、気候変動が植生に及ぼす影響をより詳細に把握できることが期待されます。この研究成果は国際学術誌「サイエンティフィック・リポーツ(Scientific Reports)」に10月30日に掲載されました。

20191210himawari

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