2025.7.28-8.1 AOGS2025参加報告

7月27日から8月1日までシンガポールで開催されたAOGS2025(Asia Oceania Geosciences Society, 22nd Annual Meeting)に参加しました。研究室からは齋藤とBelikov研究員が参加しましたが、ほかにもCEReSから多くの教員・スタッフ・学生が参加していました。Belikov研究員は、コンビーナとしてAS(Atmospheric Science)セクションにて「Advancing the Assessment of Greenhouse Gas Emissions to Strengthen Global Efforts to Meet the Goal of the Paris Agreement」と題したセッションを企画して研究発表を行い、齋藤はメタンにフォーカスしたセッションにて研究発表を行いました。
AOGSは久々の参加でしたが、シンガポールという利便性のよい場所だったせいもあってか、口頭発表・ポスター発表の会場はどのセッションも盛況で活発な議論が行われていた印象です(前回の参加時は、発表の直前のwithdrawがとても多く、残念な思いをしました)。温室効果気体(GHG)関連のセッションを中心に参加しましたが、アジア域でのGHGのポイントソースに関する研究の知見を多く得られたことが収穫でした。定期的に参加しているIWGGMSやAGUなどでは欧米のポイントソースの研究発表が多くなりがちなので、あらためてAOGSに参加する意義を再認識しました。
今回、中国や韓国の学生や若手PDが多く参加していましたが、彼らの英語の流暢さに驚きました。私が学生だった頃は、東アジア(中国・韓国・日本)の人は総じて英語が下手、という感じだったのですが、日本人だけが取り残されているようです…。大学教員として大いに反省しました。(N.S.)
会場のマリーナベイサンズ
ポスター会場にて
研究

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