【参加レポート】AOGS2024とGEOstationary Workshopについて(筑波大学 修士1年 中村 涼)

2024/06/23から2024/06/30にかけて、Asia Oceania Geosciences Society (AOGS) 2024で研究発表を行い、ソウル大学で開催されたGEOLAND-NETの2nd Expert Workshopに参加しました。
AOGS2024では、”Observation of Tsukuba Botanical Garden Using AHI data and Time-Lapse Camera Image”というテーマでポスター発表を行いました。この研究は、ひまわり9号・PlanetScopeという2つの衛星のデータと定点観測カメラを用いて植生フェノロジーを観測したものです。複数の方に興味を持っていただき、研究内容に関するディスカッションを通して、様々なアドバイスをいただくことができました。私の研究と同様に、タイムラプスカメラによるフェノロジー観測を韓国のサイトで取り組んでいる方とも議論ができ、 大変良い機会となりました。
GEOLAND-NETの2nd Expert WorkshopでもAOGS2024と同様のポスター発表を行い、静止気象衛星を用いた研究をしている方々から、アドバイスを得ることができました。この経験を通して、自分の研究の立ち位置をより明確に知ることができました。同時に、リモートセンシングにおける地上検証の重要性を改めて実感し、今後も静止気象衛星データの陸面モニタリングへの応用に必要な地上検証活動に取り組んでいきたいと思いました。

(筑波大学 修士1年 中村 涼)

 

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