私は, 2023年5月末に開催されたJpGU Meeting 2023内のセッション “静止軌道衛星による陸面観測” に参加し, 静止軌道衛星と既存の地球観測衛星のコラボレーションによる森林生態系観測についてポスター発表をしました. JpGU Meeting 2023 は地球惑星科学全般を対象とした学会ということもあってか, 人工衛星リモートセンシングだけでなく, 他分野 (例えば生態学や水文学など) を専門とする方にもお立ち寄りいただき, 濃密な議論を重ねることができました. これらの議論を通じて, 「静止軌道衛星による陸面観測」に対する様々な学術分野からの関心・期待を再確認すると同時に, 今後の研究活動に弾みをつける時間を過ごすことができました. (筑波大学大学院 博士2年 笹川大河)
私はJpGU2023において、「静止軌道衛星による陸面観測」のセッションにポスター発表での参加をしました。他の研究者との交流ができ、新たなアイデアや視点を得ることができました。また、多くの方に興味を持っていただけたことは、自分の研究についての自信に繋がったと感じています。中でも、熱波時のGPPを推定する際に、ERA-5の再解析データでは実際の高温・乾燥を捉えることが出来ていない可能性があるというお話を聞き、サイトの観測データとの比較を行う必要があると考えています。今後は学会で得た知識や刺激を活かし、研究をさらに深めていきたいと思います。(千葉大学 修士1年 住井章吾)